2006年11月30日(木)
忘れ去られる男 [戯れ言]
「もっと自分に自信を持って」
何度か云われた言葉。元彼にも云われたっけ。
自信ッてヤツは、どうすれば持てるのだろう?
それまで生きて来た中で、努力をし様々な経験を積んだ結果生まれる自信。富や権力を持つことで生まれる自信。能力があることから来る自信。容姿の良さから来る自信。力があることから来る自信。
これら全てを持たないオレには、自信を裏付けるものがない。
だからこそ、確信できるものが欲しいのだろう。
でも、もうそれも無理かな。
逆の確信が出来たりして。
結局、オレは何もしてあげられなかった。オレが喜びを与えてもらっただけだった。
不器用なオレは、どうしていいのか判らずに、ただ肩を震わすことしか出来ない。
所詮、オレはその程度の男。
なんの力もなく、誰にも必要とされず、ただただ生きて、死ぬのを待つ。
それだけの男。
オレはただ、オレであるだけの男。
そしていずれ忘れ去られていく男。
Posted by 源九郎 at 22時21分